ムーンウォッチャー/月を見るもの(*)
登場場面/呼び名 | 小説2001年宇宙の旅の第一部に 登場する 人類の祖先。 ムーンウォッチャー、MOON WATCHER、月を見るもの(*)、ヒトザル(*)、などと呼ばれている。 | |
類人猿 ape an anthoropoid ape |
人類へ進化する直系の猿。ヒトに最も近い猿である。代表格はラマピテクス (約1400万年前)。後に、猿人 (化石人類) へと進化する。 |
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化石人類 | 猿人、原人、旧人、新人、現代人などが化石人類である。 |
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猿人 man-ape an ape man |
ムーンウォッチャー、月を見るもの(*)、、、は 猿人 といわれる化石人類である。あえて特定してしまおう。彼は、今から約300万年前〜400万年前に地球上に生存していた 「アウストラロピテクス (australopithecus)」 と呼ばれる猿人なのである。実際のアウストラロピテクスも直立二足歩行ができ、骨や石や棒切れなどを道具として使う有能な狩人だった。ただし、脳の容積は現代人の半分以下だったようだが。 |
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原人 a hominid |
原人は直立二足歩行が出来た。ジャワ原人、ペキン原人、ハイデルベルク人などがそうである。洪積世前期〜中期。 |
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旧人 | 旧人は、死後の世界についての観念を持っていたようだ。ネアンデルタール人などがその代表格。洪積世後期。 |
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新人 | 新人以降がホモサピエンス (homo sapiens) の範疇に入る。クロマニョン人などがその代表格。狩猟や芸術など、現代人に近づいてきた。 |
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進化論 | 以上の話は、自然選択説 (ダーウィニズム、ネオダーウィニズム)、中立説などを肯定することが前提となるが、一方、2001年宇宙の旅は、地球外知的生命体の介入にウエイトを置いた独自の進化論を展開しているのであって、その解釈は一筋縄ではいかない。 |
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an anthoropoid ape | 参考 2001年宇宙の旅 (早川書房) 2010年宇宙の旅 (早川書房) 2001 A Space Odyssey (Paperback) 2010 Odyssey Two (Paperback) 2001 A Space Odyssey (MGM) 2010 Odyssey Two (MGM.UA) Script: Internet Resource Archive (*) 2001年宇宙の旅 (早川書房) より引用 (**) 2010年宇宙の旅 (早川書房) より引用 |
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Writer: Masaakix Web site: http://www.masaakix.interlink.or.jp/ |