__ | Apollo 1 Fire (1) | __ |
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1967年1月27日 ケープケネディ Complex 34。司令船 (CM) コックピットの悲惨な火災事故で訓練中のクルー全員死亡。アポロ計画初の有人飛行になるはずだった1号の打ち上げは中止された。 クルーは船長のグリソム、司令船パイロットのホワイト、そして月着陸船パイロットのチャフィーである。 コックピット内の可燃材及び高濃度酸素(純粋酸素)が発火の引き金になった。また、内側開きのハッチもその被害を拡大した要因の一つだ。船内の火災で内部の気圧が上がり外側からハッチを開けることが出来なかったのである(通常でもハッチを開くのに1分半ほどかかる構造)。 なお、クルーは即死ではなかった。また、その直接の死因は一酸化炭素中毒であるが、グリソムの宇宙服の70%、ホワイトの宇宙服の20%、そしてチャフィーの宇宙服の15%は火炎によって消失していた。事故調査部門はこの点についての詳細を語りたがらないようだ。 |