__ | Q&A 02 : 今後の アポロ計画規模のプロジェクト |
__ |
この件についての質問も結構届いている。有人で、、、ということなら、その可能性は非常に少ないと思われる。最大のネックは 「膨大な予算」 の獲得だ。米国人が本来持っているはずのフロンティア・スピリットも今では相当あやしいものとなり、NASA 側のプロパガンダにしてもかなり控えめで、60年代のような覇気はない。従って、「アポロ計画よ再びはばたけ!」 などと大上段に構えてみても、国民も議会も到底納得しないだろう。 以上のメールの返信内容 (抜粋/もちろん文体は違う) に付け加えると 今が旬であるはずの 火星無人探査計画 (マーズ・ポーラー・ランダー等) は残念ながら失敗した。これも、予算との関係で節約しすぎたという見かたが一般的だが、宇宙開発というのは予算をケチって (敢えてこう言う) まで行うべきものなのか。失敗して藻屑と消えれば それこそ大損害となるはずである。それが有人飛行計画なら尚更だ。 なお、誤解のないように (筆者の) 本音をもって締めくくると、 NASA よ蘇れ! アポロも復活だ! そしてなにより NASDA よ吠えろ! 今後の巻き返しに期待したい。 - - - - - ※ ブッシュ大統領の新宇宙計画演説については、当初、(予算面などから) 実現性のないものと受け止められていたが、NASAのグリフィン長官 (2005年4月〜) が同演説で掲げられた政策を見据えて具体的な行動をおこし始めていることは世間の知るところである。
|