__ Luna Program (CCCP) __

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旧ソビエト/CCCP のルナ計画は、1959年〜1976年にわたって実施された非常に息の長い無人月面探査計画である。そしてそれは、エポックメーキング(初もの)ずくめのプログラムとしても知られている。初の月フライバイ/スイングバイ(ルナ1号)、初の月面降下/月面激突(ルナ2号)、初の月裏側探査及び撮影画像の電送(ルナ3号)、初の孫衛星 (=月の衛星)、初の月面軟着陸→写真撮影→サンプリング(ルナ9号)等々、当時としてはとてつもないパイオニアだったのである。

もっとも、ルナ計画の使命は単なる無人月面探査ではなかった。将来の有人月面着陸/有人月面探査を見据えた、いわば、NASAのレンジャー、サーベイヤ、ルナ・オービター、マーキュリー、ジェミニ等の各プログラムが担った役割を、他の計画と共に果たすものだったといえよう。 イベントにしてもランディング・サイトにしてもNASAのそれらと共通項が非常に多いのである。

1960年代〜1970年代の米ソの月面探査計画には 「対立(競争)の構図」 と 「協力(役割分担)の構図」 が同時に作用しており、そこには国家の利害を超越した 「意思・目的」 を感じ取ることが出来る。

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ルナ計画のスペースクラフトローバー(月面車)は、メカニカルで、重量感があり、機能美に満ち満ちていて、なおかつ SF的だ。アポロ計画をはじめとするNASAのそれらが洗練された外観であることと好対照である(これはロケット/Launch Vehicle についてもいえる)。さらに当時(1960年代〜1970年代)は、これら要素に旧ソビエトの 「秘密主義 」が加味されていたからたまらない。筆者などは、情報を得るたびに背中がゾクゾクする感覚に襲われたものである。



End of Luna program prologue

__ Reference
National Aeronautics and Space Administration (NASA)
Kennedy Space Center (KSC)
Jet Propulsion Laboratory (JPL)
Goddard Space Flight Center (GSFC)
Johnson Space Center JSC Home Page (JSC)
National Space Science Data Center (NSSDC)
American Astronomical Society (AAS)
CHECKOUT and LAUNCH CONTROL SYSTEM PROJECT (CLCS)
Russian Rockets (1)-(9) ←Masaaki Umehara's Report

_ Writer
masaakix yokohama japan
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admin masaakix
Web site
http://www.masaakix.interlink.or.jp/

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