__ Surveyor 7 TOP

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Other Names
Surveyor-G
03091

Mission type
-

Launch
Cape Canaveral, United States
January 7, 1968; 06:30:00(
UTC)
(1968年1月7日 06:30:00)

Launch vehicle
Atlas Centaur-15

Spacecraft
Height: 3.3 m
Diameter: 4.6 m
Dry mass: 305.70 kg

Landing site
TychoNorth Rim
(Latitude 41.01 S,
Longitude 348.59 E)

Landing date and time
January 10, 1968; 01:05:36 (UT)

Soft landing

 


Atlas Centaur


Surveyor Spacecraft

 

サーベイヤー7号の任務は6号と同様で、月面軟着陸を成し遂げ、アポロ計画のランディング・サイトを決定するために必要とされる月面の特性を調査することにあった 。なお、アポロ17号 はティコ・クレーターから約2000kmの距離にランディングしている。

7号の装備は 、サーベイヤー計画最後のミッションとして追加がなされていた。

7号で興味深いことは、ランディング・サイトがティコ・クレーターということだ。ティコ・クレーターは、ルナ・オービター5号 でも探査 (撮影) されている。


Spacecraft

サーベイヤー探査機は、高さ3.3m、直径4.6m、重量約300kgで、3つの脚で支える構造となっていて、それに科学的・工学的な装備がなされている。 電源は、出力85ワットの太陽電池パネルとトータル出力4090ワットのバッテリーから供給される。 その他、平面アンテナや全方向性のアンテナ群、レーダー高度計、2台のテレビジョン・カメラ、サンプラー、そして、100以上の各種センサーなどがマウントされている。

Experiment

Television Photography

Principal Investigator: Dr. Eugene M.Shoemaker
Black and White Lunar Photography on 70 mm Reels
Digitally Processed 35-mm Negative Photography
4- by 5-in. Mosaic Negative Film Sheets
Television Photographic Identification on Magnetic Tape
Regenerated 70-mm Photography
TVID on 16-mm Microfilm

サーベイヤー7号のテレビジョン・システムで使用されたカメラはビジコン (低速型映像管) ・カメラで、レンズの焦点距離は25mm、100mm。600ラインと200ラインのモードを持ち、地球側からカメラの操作が可能となっている。 サーベイヤーのテレビジョン・システムで得られた映像データは、いったんビデオテープなどに記録されて、地球側の司令に従って (標準的なTV信号に変換され) 送信・放送された。

サーベイヤー7号が撮影した月面画像は、1968年1月10日〜22日までの間に20,961の月面画像を送信してきた。2月12日〜14日までのカメラ操作は200ライン・モードで行われた。600ライン・モードが使えなかったからである。 そしてその後、45の画像が送信されてきた。

Soil Mechanics Surface Sampler
Principal Investigator: Scott

Soil Mechanics Surface Sampler は、月面を掘削してサンプルを抽出し、それを画像として地球に転送し、もって月面の性質を調べる実験である。 掘削は電動スコップが行なう。

Alpha-Scattering Surface Analyzer
Principal Investigator: Anthony L. Turkevich

The alpha-scattering surface analyzer は、月面上に存在する主要な元素を測定するためのものである。 測定の結果、水素、ヘリウム、イリジウムはもとより、それ以外の主要な元素の存在を確認した。

Hardness and Bearing Strength of Lunar Surface
Principal Investigator: Mr. S. A. Batterson

この実験は、ストレイン (引っ張り) ゲージ、加速度計などを使って月表面の硬さや強度を測定するもの。

Seismic Activity and Meteorite Impacts on the Moon
Principal Investigator: Dr. George H. Sutton

この実験は。地震計を用いて月面の地震活動や隕石衝突による衝撃を測定するものである。

Secondary Particles Generated by Meteoritic Impacts
Principal Investigator: Dr. J. Lloyd Bohn

この実験は、隕石の衝突によって生じる素粒子のエネルギー、運動量、流量 (速度) を測定するものである。



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__ Reference
National Aeronautics and Space Administration (NASA)
Kennedy Space Center (KSC)
Jet Propulsion Laboratory (JPL)
Goddard Space Flight Center (GSFC)
Johnson Space Center JSC Home Page (JSC)
National Space Science Data Center (NSSDC)
American Astronomical Society (AAS)
CHECKOUT and LAUNCH CONTROL SYSTEM PROJECT (CLCS)
Russian Rockets (1)-(9)

_ Writer
masaakix yokohama japan
E-Mail
admin@masaakix.interlink.or.jp
Web site
http://www.masaakix.interlink.or.jp/

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