__ | Alphonsus Apollo 12 | __ |
Alphonsus crater, The dark "haloed" areas, The target point of Ranger 9, ( Apollo-12 Spacecraft ) Alphonsus (lo-4) | Alphonsus (lo-5) | Alphonsus (Ap-12a) | Alphonsus (Ap-12b) |
ハロー (後光) 効果のかかったアルフォンスス・クレーターである (13.7S,3.2W、直径約108kmの「壁平原」で中央部分が隆起している)。 隣接する プトレマイオス・クレーター (Ptolemaeus crater、9.2S,1.8W、直径約153kmの「壁平原」) を含め地質学的にも興味深いエリアだが、このクレーターを論じるならば「ガス噴出事件」 無視することはできない。 1958年11月3日、旧ソ連のクリミヤ天文台はアルフォンスス・クレーター中央付近からガスが噴出しているのを発見する。 撮影されたスペクトル写真には炭素分子の吸収帯が認められたのである。 後に、コールド・ムーンを通説とする学会において数々の論争を巻き起こす。 なお、赤い灯がともる現象 (TLP / Transient Lunar Phenomena) についてはアポロ15号のアリスタルコス・クレーター (23.7N,47.4W、直径約40km) も参照のこと。 1965年3月には、無人月探査機 レンジャー9号 がアルフォンスス・クレーターの内部に激突した。同機は衝突寸前までテレビ信号を送信していた。 |
▲ End of Alphonsus Apollo 12 ▲