__ | Copernicus and Pytheas crater Apollo 17 | __ |
Copernicus and Pytheas crater, Apollo 17, Metric photograph Copernicus (1a) | Copernicus (1b) | Copernicus (2) | Copernicus (3) |
イメージ上端 (※1) に見える巨大なクレーターがコペルニクス・クレーターで、そこから四方八方に光条が放たれているのがよく分かる。その光条の道筋をイメージ下方向(北方向)に辿っていくと、小さいながらもくっきりと目立っているクレーターがある。これがピュテアス・クレーター(Pytheas crater、20.5N,20.6W、直径約20km)で、鋭い隆起状態を見れば分かる通り、直径に比べて周壁が異様に深い (※2) クレーターだ。周辺にはいくつかの連鎖クレーターも目につくが、これらもコペルニクス・クレーターの形成過程と無縁ではないだろう。ちなみに、ピュテアス・クレーターを含む滑らかなマテリアルのエリアは雨の海(Mare Imbrium、直径約1160km)に属している。雨の海は「マスコン(重い物質/重力異常地帯)」が存在することでも有名である。 - - - - - (※2) ピュテアス・クレーターの深さはおよそ2500mほどある。ピュテアス・クレーターとコペルニクス・クレーターとの中間あたりにある双子のようなドレーパー・クレーター(Draper crater、17.6N,21.7W、直径約9km)もかなり深そうだ。#コペルニクスクレーター#ピュテアスクレーター#ドレーパークレーター |
▲ End of Copernicus and Pytheas crater Apollo 17 ▲