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HAL'S EYES の原点 ブレーンストーミング的発想法 用語解説 ※項目選択:

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このページは当サイトの原点 ※です。 なぜ原点なのかを話しましょう。

論文やレポートを作成する際には先ずアウトライン(骨組み)のようなものを考えるのが常だと思います。そして それに沿って内容を書き進めていく、つまり 演繹ですね。書くべきもの(方向性)がある程度決まっているならこれでも良いでしょうが、例えば、初めてホームページを作成する時のように何も決まっていない場合には使えない手法です。それではどうしたら良いのか。筆者の実践している方法が 「醗酵法(筆者が勝手に命名)」 です。

先ず、自分の興味のある事柄、知識、希望、テクニックなど、何でもよいからこのページのように箇条書きにします。ただし、この段階でアウトラインや体裁を考えてはダメです。醗酵するための材料を無意識に制限してしまうことになります。醗酵のためにはある程度の「材料(量)」が「カオス」の状態にあることが必要なのです。

醗酵させるための材料をある程度書き出したらそれらをゆっくり読んでみましょう。新たな材料が思い浮かんだら付け足します。尻取りのように付け足していくのも良いでしょう。そして、ひとまず止めます。関係のない別のことに意識を移します。以上の、「箇条書きを読む→考える→付け足す→ひとまず止める」 を適度なインターバルで何回か繰り返せば醗酵してきます。テーマが浮かんできます。方向性が見えてきます。「適度なインターバル」と「ひとまず止める」が決め手といえます。

もうおわかりでしょう。 「醗酵法」 はブレーンストーミング(brainstorming)の一種です。ただし、自分の大脳の中だけで行うところと、自分に合ったインターバル(間、冷却期間、醸成期間)を設けるところが違います。

もっとも、「醗酵法」は単なる手段にすぎません。醗酵の結果が同一であるはずもありません。醗酵させる「現場」は自分自身の大脳であり、大脳の作用はブラックボックスと化して解説不可能だからです。たとえ同一の方法論であっても、材料や作用(醗酵)が各人各様なら「味」が違ってくるのも当然といえます。

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※ 実はこのページを作るきっかけとなった、原点の原点たる出来事 があります。


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Terms = 醗酵のための材料 (以下は ほんの一例です)

次元 (dimension)

「N次元」という場合の「N」が空間の広がりを表している。モノリスを理解するには四次元時間軸を考慮する必要がある。 →異次元、四次元(four-dimensions)、多次元(multi-)。

超空間 (hyperspace)

四次元以上の空間/時空間。

次元輸送管 (transdimensional ducts)

「ティプラーの円筒」のような特異点を利用して異次元へ移動するシステム/アイデア。

銀河系のグランド・セントラル・ターミナル

異なる次元/時空間からの往来をさばくターミナル。 →2001年宇宙の旅。

ワームホール (worm hole)

宇宙の虫食い穴。時空多様体が単速結でないこと。ホーキングのようなスケールで時空を解釈するとワームホールは特別な存在ではなく、この宇宙はワームホールだらけということになる。

ブラックホール (black hole)

体積無限小、重力無限大のように例えられる特異点。天体(恒星など)の重力崩壊で出現することもある。近年、ブラックホールが存在する数々の証拠がそろいつつある。 →銀河系の中心など。

ホワイトホール (White hole)

クエーサー (quasar/QSO/準星)ではないかとの説もあるが、いまのところ理論上の存在にとどまっている。ブラックホールと対で考えられることが多い。 →ワームホールの「入口」と「出口」など。

反宇宙、反転宇宙

反物質(反粒子)によって構成された世界のこと。相対論的電子の量子論における概念(ディラック)。粒子と反粒子が結びつくと対消滅を起こす。

クローン (clone)

クローンとは単離された遺伝子(細胞群)又は個体群のこと。 →クローニング(cloning)。

シリコン生命体 (silicon life)

シリコン(珪素)をベースにした生命体。人工生命(artificial life)。HAL9000はどうだろうか?

フォン・ノイマン探査体、オートマトン (automaton)

自己複製機構を備えた機械群。自己再生システム(srs)。モノリスはオートマトンである(自説)。

ジョン・フォン・ノイマン (Von Neumann)

ハンガリー生まれのアメリカの数学者。1903〜1957。人工知能という概念を誕生させた。

フランク・ティプラー

フォン・ノイマン探査体(オートマトン)という概念を駆使してETIの存在を否定する。SETIなどの電波による地球外知的生物探査を痛烈に批判。テューレーン大学物理学教授。

カール・セーガン (carl sagan)

コーネル大学天文学教授として、長年、JPL等の惑星探査に大きく係わる。電波による地球外知的生物探査(SETI,Search for Extra Terrestrial Intelligence)の先導者でもあった。ビュラカン会議では今までの概念に縛られない宇宙生命体を提唱した。現実には故人だが、「2010」では生存していてフロイド博士の知人という設定だ。

アラン・チューリング (Alan Mathison Turingalan)

1912年6月23日 ロンドン 生まれ。数学者、コンピュータ・サイエンスの創始者、暗号解読者。彼が考案したチューリング・マシンは現在のコンピュータの原形である。 戦時中には「コロッサス(コロサス)」 や 「ボンブ(Bombe)」 などの暗号解読機に大きく係わる。 コンピュータの思考についての 「チューリング・テスト」 は あまりにも有名。

SETI

電波による地球外知的生物探査(Search for Extra Terrestrial Intelligence)のことである。電波探査(特に受信)を基本とする。故カール・セーガン博士がその先導者だった。

ET

地球外知的生物のこと。一般的にはETと呼ぶが、SETIに関して国際的に承認された呼称はETI(Extra Terrestrial Intelligence)である。

スプートニク (sputnik)

旧ソビエト (CCCP) が打ち上げた世界初の人工衛星。同伴者という意味。

フライバイ (Fly-by)

単に天体へ接近して通過することをさす用語。次の スイングバイや重力アシストと同じ意味で使われることもある。

スイングバイ (Swing-by)

宇宙船/探査機の速度やコースを天体の重力 (万有引力) を利用して変更する技術のことで、重力アシスト (Gravity Assist) とも言われる。宇宙船/探査機が天体に接近して通過する場合に、最適な軌道をとることが出来れば、その天体の重力 (万有引力) を利用することが可能となる。この技術は、実際の月面探査や惑星間飛行で既に使われている。恒星間飛行が可能になれば太陽スイングバイを敢行するかもしれない。

月の裏側

月はその公転周期と自転周期が同じである。従って、地球に対して常に同じ面を向けている。月の裏側が地球から見えないのはこのためだ。

キア・デュリア (keir dullea)

映画2001年宇宙の旅/2010年宇宙の旅でボーマン船長(デビッド・ボーマン/david bowman)を演じた俳優。1939年オハイオ州クリーブランド生まれ。→キャスト。

ゲイリー・ロックウッド (gary lockwood)

映画2001年宇宙の旅でプール飛行士(フランク・プール/frank poole)を演じた俳優。スタントマン経験あり。UCLAではフットボールの選手。→キャスト。

モノリス (monolith)

一般用語だが、2001年宇宙の旅/2010年宇宙の旅においては特別な意味をもつ。石板、黒石板、月面モノリス、ティコ・モノリス、TMA-1(ティコ磁気異常1号/Tycho Magnetic Anomaly 1)、土星/木星モノリス、ビッグブラザー、TMA-2(ティコ磁気異常2号/Tycho Magnetic Anomaly 2)、星の門、スターゲート(star gate)、ザガートカ(zagadka)など。

ツァラトゥストラはかく語りき (zarathustra)

映画2001年宇宙の旅のテーマ曲。作曲はリヒャルト・シュトラウス。サウンドトラックでは、カール・ベーム指揮のベルリンフィルによる演奏。

リヒャルト・シュトラウス (Richard Strauss)

ドイツの作曲家・指揮者。1864〜1949。

ツァラトゥストラはかく語りき (zarathustra)

ニーチェ(friedrich wilhelm nietzsche)著の散文叙事詩。

ニーチェ (friedrich wilhelm nietzsche)

ドイツの哲学者。1844〜1900。ニヒリズム(虚無主義)を思想的に高めた。君主道徳を説く者を「超人」と称し、これらと対峙するキリスト教的民主主義を痛烈に批判する。後に彼は精神錯乱を起こす。彼の思想はファシズムに悪用された。

ゾロアスター教、ツァラトゥストラ教

B.C 6世紀頃に zoroaster が創始した宗教。始祖は、アフラ・マヅダ=ツァラトゥストラ=アヴェスタ。火−太陽−星などを崇拝する(拝火教)。

モノリスの場面で流れる曲

モノリスの場面で流れる曲は、ソプラノ・メゾソプラノ・二つの混声合唱と管弦楽のためのレクィエム。作曲は、ギョルギィ・リゲッティー。演奏は、フランシス・トラビス指揮のバイエルン放送交響楽団。映画2001年宇宙の旅サウンドトラック。

宇宙ステーションとオリオン号の場面で流れる曲

ムーンウォッチャーが骨を空に放り投げた次のシーンで流れる曲は「美しく青きドナウ」。作曲はヨハン・シュトラウス。演奏はヘルベルト・フォン・カラヤン指揮のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。映画2001年宇宙の旅のサウンドトラック。エアリーズ号が月に向かう場面でも同曲が流れる。

ムーンバスが飛行する場面で流れる曲

ムーンバスがティコモノリス(TMA-1)に向かう場面で流れる曲は「永遠の光を」。作曲はギョルギィ・リゲッティー。演奏はクリトゥス・ゴッドヴァルト指揮のシュトットガウロ・スコラ・カントルム。映画2001年宇宙の旅のサウンドトラック。

ディスカバリー号内部で流れる曲

ディスカバリー号内部の最初の場面で流れる曲は「舞踏組曲カヤーヌのアダージオ」。作曲はアラム・ハチャトリアン。演奏はゲンナディー・ロジェストヴェンスキー指揮のレニングラード・フィルハーモニー管弦楽団。映画2001年宇宙の旅のサウンドトラック。

レム睡眠 (rem sleep)

逆説睡眠。眠っているのに脳波上では覚醒しているのである。

魚眼レンズ (fish-eye lenses)

HAL9000のデバイスの一つ。人間の目に相当する。

ホログラフィックメモリ (holographic memory)#ホログラフィック・メモリ

HAL9000のストレージデバイス (補助記憶装置/二次記憶装置) 。ホログラフィックメモリー

ホログラフィックメモリは、信号光 (情報光、データ光) と参照光という二種類のレーザー光による干渉パターン (干渉縞) を利用して 三次元の物体を三次元の画像・映像として記録・再生する、いわゆるホログラフィー技術 (ホログラム技術、立体写真映像技術) を応用した未来志向のストレージで、その原理自体はレーザー光発生装置が米国で誕生した1960年よりも以前に (1950年代に) 確立されていた。

アーサー・C・クラークは、既に現実社会で研究開発されていたホログラフィックメモリに 彼独自のSFテイストを加味して 人間の脳神経細胞 (ニューロン) を髣髴とさせる ストレージを創作し、 「任意の学習プログラムに従って神経回路網を自動的に発生させる --- 自己複製させる (*)」、 「人工頭脳を人間の頭脳の発達に酷似したプロセスで成長させる (*)」、 「人脳の活動の大部分を、人脳よりはるかに優れた速度と確実さで再生する (*)」 コンピュータシステムに必要不可欠のストレージデバイスとして作品中に組み込んだのである。

HAL9000シリーズ (3号) の 「事件当時の記憶 (コンピュータパラノイア が発症した当時の記憶)」 はホログラフィックメモリに記憶されていたが、2010年のチャンドラ博士は、その特定日時の記憶を消去するために、磁気テープなどによる磁気型記録全盛だった当時のプログラム型消去法である 「サナダムシ=テープワーム (**)」 を使った。 三次元的にページデータ (数千ビット〜数万ビット) という情報単位で幾重にも重ね書きされているホログラフィックメモリには、二次元的にビット単位で記憶・再生される磁気型メモリに対するような単純な消去方法が無効だったからである。

最新のテクノロジーが抱える不具合に対して古典的なテクノロジー・アイデア・テクニックこそが最も有効だというパラドックス --- それはどの分野にも当てはまるパラドックス --- はとても興味深い。

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(*) 2001年宇宙の旅 (早川書房) から引用、(**) 2010年宇宙の旅 (早川書房) から引用

<現実社会のホログラフィックメモリ>

原理自体は既に1950年代に確立されていたとはいえ、その実用化への道のりは長くそして険しいといえる。 ホログラフィックメモリの実用化を見据えた研究開発には、1960年代の ポラロイド社 に始まり、ダーパ/米国防総省高等研究計画局 (PRISMプロジェクト、HDSSプロジェクト)、IBM社 (ダーパとは常に協力関係にある)、ルーセント社 (後に、ルーセント社傘下の ベル研究所 から InPhase Technologies社 が別会社として独立)、スタンフォード大学 (この大学のエリアからシリコンバレーが誕生)、オプトウエア社 (横浜市に誕生したホログラフィックデータストレージ開発・製造・販売会社)、日立マクセル (InPhase Technologies社と共同開発) など、多くの大学・企業・研究機関が参入してきたが、レーザー、レンズ、スプリッター、CCDカメラ等の光学系技術開発、及び ホログラム記録メディア・素材開発などで試行錯誤を強いられている。

ホログラフィックディスク(holographic disc)#ホログラフィック・ディスク

2005年現在、コンシューマ向け (光ディスク) ストレージのトレンドは DVD から 「HD DVD (High-Density Digital Versatile Disc)」 あるいは 「Blu-ray Disc (BD)」 へと移行しているが、両者が 「次世代規格」 というカテゴリに鎮座していられるのもそう長くはないかもしれない。 なぜなら、「次次世代規格」 ともいうべきホログラフィックディスクがすぐ後ろに控えているからだ。

単一レーザー光によるビット単位記録では、たとえ青紫色レーザ光を使う「Blu-ray Disc (BD)」 などをもってしても 100〜200ギガバイト台がその容量の限界とされるが、信号光と参照光という二種類のレーザー光で作り出した干渉パターンを利用して、三次元的にページデータ単位で記録・再生 (読み出し) を行なうホログラフィックメモリなら、200ギガバイト〜数テラバイトまで期待できるのである (オプトウエア社開発のコリニア方式では12cmのdiscで3テラバイト台まで技術的に可能とされる/1テラバイトは1000ギガバイト)。 さらに容量のみならず、ページデータという情報単位でデータを扱うことにより、転送速度も 「抜群の速さ」 となる (毎秒1ギガビット/DVDのおよそ40倍)。

以上、夢のようなストレージであるが、はたしていつ頃入手出来るのだろうか。 米国の InPhase Technologies社 によると 2006年後半には容量300ギガバイトの第一世代ホログラフィックディスクの出荷が始まるようだ (ライト・ワンス、50年の保存性を保証)。

一方、わが国に本社を構える ホログラフィックデータストレージ開発・製造・販売会社の オプトウエア社 では、標準化を目論む同社の HVD (Holographic Versatile Disc、ホログラフィック・バーサタイル・ディスク) 規格に則ったコンシューマ向け製品の出荷時期を2006年以降としている(業務用ドライブのリリースは2006年以降、民生用ドライブのリリースは2008年以降)。 メディアの容量は200ギガバイトからのスタートのようだ (当初はライト・ワンスのみ)。#インフォマイカ

さらに、以上の体積ホログラム原理とは一線を画すアプローチも存在する。 NTTが独自に開発した 「インフォ・マイカ / Info-MICA / Information Multi-layered Imprinted CArd」 は、ホログラムの厚みを光の波長以下におさえた 「積層導波路構造をもった薄膜ホログラム」 メモリで、小型・低消費電力・低コスト等を利点とするが、現段階ではまだ大容量とはいえず (大容量が実現すればとても魅力的だ)、しかも読み出し専用となっている (現行のSDカードのような使われ方を想定しているのか?)。

その他、パイオニア開発の 「強誘電体記録」 なども話題をさらっているが、「HAL9000 → ホログラフィックメモリ」 路線から外れるので ことさら言及はしない。

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※ Blu-ray Disc (BD) 陣営は、2005年現在、25ギガバイト (1層)、50ギガバイト (2層) ディスクを実現しているが、これを更に多層化することで、100ギガバイト (4層)〜 200ギガバイト (8層) 台を目論む。

※ ホログラフィックメモリといえば 「回転・駆動しない立方体 or 直方体メディア」 との固定観念が強いかた (筆者を含む) には回転するホログラフィックメモリ=ホログラフィックディスクというのは邪道とうつる?

※ ストレージについては 「・・バイトもの容量が必要か?」 と絶えず問われ続けてきたのだが、テラバイト台の容量に関しても筆者は即座に 「必要」 と答えるつもりだ。 HAL9000に一歩でも近づきたいがために。

ホログラフィックストレージ (holographic storage)#ホログラフィック・ストレージ

ホログラフィックメモリに同じ。((ホログラフィック・メモリ/ホログラフィックメモリー))

ホログラムディスク(hologram disc)#ホログラム・ディスク

ホログラフィックディスクに同じ。

メリーゴーラウンド (merry-go-round)

ディスカバリー号の人工重力装置のこと。回転木馬という意味。

人工重力装置/遠心機 (centrifuge)

ディスカバリー号の乗員スペースは人工重力装置で月面と同程度の重力を得ている。1/6 G。

核種合成 (nucleosynthesis)

核種(同位元素)を合成すること。

「永遠」

ある意味では陳腐な言葉だ。物事に永遠などあろうはずもないのに(諸行無常)。限りがあるから一生懸命になれるともいえる。永遠は怠惰をまねく、、、

輪廻転生

生と死を際限なく繰り返す六道輪廻のこと。(transmigration of the soul)。ボーマンは輪廻転生したのだろうか?

六道輪廻

六道とは迷界(地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上)のことであり、輪廻とは際限なく繰り返すことである。 →六道輪廻/輪廻転生。

臨死体験

仏教では、人間には64のマルマンがあって そのマルマンが切れることが死であるとされる。死に臨むその瞬間に様々な体験をする。

奈落の底 (地獄) への直通便

仏教においては、極悪人は、いわゆる49日を経ずに地獄(奈落)へ一瞬で落とされる。この世界においては光速度不変の原則や次元の壁は関係ないようだ。

(karma/karman)

行い、行為。仏教では、善い行いや悪い行いに対してはそれなりの報いがあるとする。これを因果応報という。

六つの鳥居

冥途の最終日(49日)に選ばされる六つの鳥居。地獄界、餓鬼界、畜生界、阿修羅界、人間界、天上界に通じている。六道輪廻。

類人猿 (ape/an anthoropoid ape )

人類へ進化する直系の猿。ヒトに最も近い猿である。代表格はラマピテクス(約1400万年前)。後に、猿人(化石人類)へと進化する。

化石人類

猿人、原人、旧人、新人、現代人などが化石人類である。

猿人 (man-ape/an ape man)、アウストラロピテクス (australopithecus)

猿人の代表格といえばアウストラロピテクス(約300万年前〜400万年前)だろう。直立二足歩行が出来たアウストラロピテクスは有能な狩人であり、骨や石や棒切れなどを道具として使えた。脳の容積は現代人の半分以下だったが、、、

ムーンウォッチャー (moon watcher)、月を見るもの、ヒトザル (man-apes)

月面モノリスが埋められた時代、地球上に存在していた人類の祖先。モノリスに触れたことで進化を始めた(2001年宇宙の旅)。直立二足歩行が出来た。おそらく、アウストラロピテクスだろう。

原人 (a hominid)

原人は直立二足歩行が出来た。ジャワ原人、ペキン原人、ハイデルベルク人などがそうである。洪積世前期〜中期。

旧人

旧人は、死後の世界についての観念を持っていたようだ。ネアンデルタール人などがその代表格。洪積世後期。

新人

新人以降がホモサピエンス(homo sapiens)の範疇に入る。クロマニョン人などがその代表格。狩猟や芸術など、現代人に近づいてきた。

アポロ計画で使用された部品の精度

アポロ計画で使用された部品の精度や規格は軍事用のそれと同一レベルにあった。つまり、高品質・高信頼性 (「信頼度99.9999…%」 という表現が当時流行った)。現在、日本の民間企業のそれらレベルが米国の軍事用とほぼ同一なのは有名な話である。 → 信頼性工学 / フォールト・トレランス / フォールト・アボイダンス

信頼性工学 - アポロ計画が世に知らしめた工学分野

信頼性工学とは、システムの信頼性を解析・研究して、より良き 設計・開発・製造方法を追求する工学分野のことである。 「工学」 とはいうものの、商学や経営学などにも取り入れられている。

RASIS (Reliability Availability Serviceability Integrity Security / レイシス)

システムの安定稼動性を司る五大要素

 ・Reliablity (信頼性) : 低故障率 → MTBF (平均故障間隔)
 ・Availavility (可用性) : 高稼働率
 ・Serviceability (保守性) : 障害の復旧が容易 → MTTR (平均修理時間)
 ・Integrity (保全性) : データに矛盾がない (一貫性を保つ)
 ・Security (安全性) : 不正な操作やアクセスに対処できる

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※ Reliablity (信頼性)、Availavility (可用性)、Serviceability (保守性) の上位三要素を RAS と表記することもある。

バスタブ曲線 (Bathtub Curve)

部品や機器の故障率を表わすグラフ上の曲線のこと。 縦軸=故障率と、横軸=経過時間が、ちょうどバスタブのようなカーブを描くことから このように表記される。 通常は、バスタブの両端に該当する部分が高故障率となり (初期不良、磨耗・疲労劣化)、底に該当する部分が低故障率で安定している。

セーフ・ライフ (Safe-Life / 安全寿命)#セーフライフ

1950年代に登場した、民間航空機の構造や設計を司る基本思想。 設計寿命内においては磨耗・疲労劣化による故障・破壊が起こらないように設計し、それらを実物大模型の実験・試験等で確認する。 フェール・セーフ思想が幅を利かす航空機業界にあっても、特定の部分 (離着陸装置など) についてはセーフ・ライフに則って設計を行なっている。

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※ 離着陸装置は特に磨耗・疲労劣化が激しいので、数万回に渡って離着陸試験を繰り返すことも珍しくない。

フェールセーフ#
フェール・セーフ (Fail-Safe / 安全な失敗 / 安全損傷 / 誤操作で故障しない / 故障しても安全で修理が容易)

1970年代になって米国が積極的に導入しはじめた、民間航空機の構造や設計を司る基本思想。「機械は故障するもの」 「人間はミスを犯すもの」 との大前提に立ったうえで、たとえ部材や機械が破損・故障しようとも、人間が操作を間違えようとも、とにもかくにも安全性だけは確保しようとする。 別言すると、それら 「失敗」 が安全側に導くものである限りは許容するが、危険側に導く可能性が認められる場合は断固として許さない=信頼性を下げてでも、機能を停止させてでも安全性を確保するのがフェール・セーフである。

例えば、電子レンジの 「温め」 作動中にうっかり扉を開けてしまうミスに対しては、1) 作動中は扉を開けることが出来ないような構造・システムにする、2) 作動中に扉が開かれた場合は即座に停止する構造・システムにする、などが考えられるが、フェール・セーフに馴染むのは 2) だ。 1) はどちらかというとフール・プルーフ (「馬鹿よけ」) である。 さらに付け加えると、このような人為的なミスを察知するセンサーの精度を上げる (あるいは センサーという部品の品質・信頼性を上げる) ことで結果的に安全性を確保しようとするのがフォールト・トレランスフォールト・アボイダンスの立場といえる。

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※ 信頼性を向上させることで間接的に安全性を確保するフォールト・トレランス等とは異なり、フェール・セーフは直接的に (一次的に) 安全性を確保することを旨とする。

※ フェール・セーフの 「Fail」 は 「失敗」 という意味であり、具体的には 機械の故障 (部材や部品の破損も含む) や人為的なミス (誤操作) などを指している。

※ フェール・セーフにいう 「安全損傷」 とは、構造的な損傷・破壊に至らない、あるいは 「信頼性工学に則った整備」 により発見可能な損傷・破壊を指しており、それは、米国の当時の世相を反映した商業主義的 (採算性重視) な安全思想から生まれ出た概念と解することができる。

※ 損傷・破壊が構造的な損傷・破壊に至らないで一部材の損傷・破壊にとどまるように、構造自体に安全機構が組み込まれていることがある。複数の部材で荷重を分担するリダンダント構造 (Redundant Structure)、損傷・破壊した部材に代わって予備の部材が荷重を受け持つバックアップ構造(Back-up Structure) などである。

※ 航空機や有人宇宙船などについては、機能が停止あるいは縮小された場合かえって危険性が増す可能性があるので、これらについては、多重系 (冗長系) で信頼性を向上させることを旨とするフォールト・トレランス思想の導入も検討すべきである。

フォールトアボイダンス#
フォールト・アボイダンス (Fault-Avoidance / 高品質・高信頼性の部品等を使う / 障害を回避する)

高品質・高信頼性の部品を使うことで、部品・機械の故障を予め回避しようとする思想。 バスタブ曲線を解析して安定期にある部品・機械を選りすぐるなどする。 この思想の問題点は、とにかくコストが高くなる、部品・機械はいつかは必ず故障するということである。 部品・機械の品質や信頼性を追求するにしても、フォールト・トレランスのように、「部品・機械はいつかは故障する」 との前提に立ったほうが現実的だろう。

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※ フォールト・アボイダンスを基本に据えている業界といえば、軍需産業、宇宙開発 (特にアポロ計画当時の宇宙開発、現在の宇宙開発は予算の関係で厳しい)、F-1 をはじめとするモータースポーツ業界 (特にワークスマシン) などが思いつく。

フォールトトレランス#
フォールト・トレランス (Fault-Tolerance / 耐障害性 / 機械本来の機能を維持 / 信頼性向上で安全性確保)

フェール・セーフと同様に、「機械は故障するもの」 「人間はミスを犯すもの」 との大前提に立っているが、この思想において安全性の確保は結果論 (二次的な要請) であり、まずなによりも、部品や機械の信頼性の向上や、正しい機能を維持することに目標を定めることになる。

フォールト・トレランスはフェール・セーフとは異なり、安全性の確保を優先するあまり、部品や機械の機能を停止したり縮小したりするということがないので、航空機や有人宇宙船等、機能が停止あるいは縮小されると逆効果となる (信頼性が低下し、危険性が増大する) 場面においても、いわゆる多重系・冗長系で十分対応可能となる。

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※ 多重系とは、一方の系統が死んだら他方の系統に切り換えることができる高信頼性の安全装置 (又はシステム) であり、その好例がアポロ宇宙船 (SM/Service Module/機械船) の多系統化された生産・供給・分配ラインだ。 酸素、水 (燃料電池にて生成)、電気 (燃料電池にて生成)など、飛行や生存に必要不可欠なものの生産・供給・分配ラインを多系統にすることで信頼性を担保している。 第一、第二の液体酸素タンク、3パッケージの燃料電池などが、メーン・バスA 及びメーン・バスBという2つの電源供給・分配系統に接続され、どちらかの系統が死んでも他の系統で賄えるシステムになっているのである。

※ もちろん、多重系といっても万能ではない。 アポロ13号の酸素タンク爆発事故のような重畳的アクシデント (全ての系統がやられてしまった状況) に対しては如何ともしがたい。

フール・プルーフ (Fool-Proof / 通称「馬鹿よけ」)#フールプルーフ

たとえ素人でも (××でも) 操作ミスをしない、操作ミスが出来ない機構を旨とする安全思想。 もちろんこれも 「人間はミスを犯すもの」 との大前提に立っている。 例えば、正しい方向からでないと差し込めないカードやコンセントなどがその好例である。

スペース・シャトル (Space Shuttle / Space Transportation System = STS)#スペースシャトル

初代スペース・シャトル 「コロンビア」 が公式ミッションとして初飛行を行ったのは1981年4月のことである。 「地上と宇宙を繰り返し往復可能な、これからの宇宙開発を担う宇宙の帆船」 は、機能性・経済性・商用可能性の見地から、従来のカプセル型宇宙船 (マーキュリー・ジェミニ・アポロ) と サターンファミリー (サターンロケットI/IB/V) を葬り去ってしまったが、はたして、目論見通りの運用が行われてきたといえるのか。

スペース・シャトル・オービターの 「本来の設計上の寿命」 は10年そこそこだが、実際上は様々な理由を加味して寿命を引き伸ばし運用されている。 しかし、この 「運用上の寿命 」 にあてはめた場合でも、現存している3機のスペース・シャトル・オービターは老朽化甚だしい宇宙船といえるのだ。

コロンビア (1981年4月〜2003年2月 / 帰還時の空中分解事故)、チャレンジャー (1983年4月〜1986年1月 / 打ち上げ時の爆発事故)、ディスカバリー (1984年8月〜)、アトランティス (1985年10月〜)、エンデバー (1992年5月〜)。 2005年8月現在、現存スペース・シャトル・オービターの最古参ディスカバリーは既に21年目を迎えているのである。

ここで一番気になるのは、「寿命」 の定義が、運用側に都合がいいように書き換えられてきたのではないかという疑念だ。 電子部品の寄せ集めであるスペース・シャトルについて、飛行回数を第一義に寿命を論じることは妥当でない。 この点で筆者は、宇宙開発 (特に有人宇宙飛行) に関しては 「ミッションごとの使い捨て ※1」 も理にかなっていると考える。 使い捨て理念を土台に据えて運用すれば、打ち上げ時・飛行時・ドッキング時・作業時、そして帰還時 (大気圏再突入時) における損傷はもとより、部材・部品・コード類の 「目に見えない経年変化 (経年劣化) ※3」 をも容易にクリアすることが可能だからだ。

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※1 このことからして、経済性を追求せざるを得ない、商業ベースにのったスペース・シャトル型有人宇宙船 (機体その他を繰り返し使用する方式) の安全性については極めて懐疑的だ。 ※2。

※2 映像技術 (バーチャル・リアリティー) の進展は 「宇宙を甘く見る風潮」 を蔓延させた。 我々人類にとって宇宙空間 (大気圏外) は極めて危険な領域であり、お手軽に宇宙飛行が出来るのは無責任なスペースオペラの中だけだ。

※3 スペース・シャトルの部材・部品・コード類に関する経年変化 (経年劣化) をバスタブ曲線上で確定・予測できるなら、適切な部品交換時期 (=安定期) を知ることや、機体そのものの引退時期を予測することも可能となるが (フォールト・アボイダンス)、はたして、バスタブ曲線作成に必要十分なデータなど揃うのか。 ※4

※4 高品質の部材や部品等を採用 (又は交換) したり、損傷した部材や部品等を補修したりすることで信頼性を高める行き方 (フォールト・アボイダンス) には限界があるのだから、いわゆる多重系・冗長系理念を今まで以上に取り入れることで、スペース・シャトル全体を 「安全装置化」 してしまう構想があっても良いのではないか (フォールト・トレランス)。 もちろんそれは、「使い捨て」 との比較において経済的に勝るならばの話であるが。

「13」

13日の金曜日はキリスト受難の日であることから不吉とされる。この斎日には肉食をせず魚を食べる習慣が今でもある(特に欧米)。アポロ13号は 1970年4月11日 13時13分に打ち上げられたことから不吉なミッションと言われることもある。

ジム・ラベル (james a. lovell jr)

アポロ13号の船長。1928年3月25日オハイオ州生まれ。U.S. Naval Academy出身(軍人)。ジェミニ(Gemini)〜アポロ(Apollo)〜スペースシャトル(Space Shuttle)と係わってきた最も経験豊かなアストロノーツである。ジェミニ4号バックアップパイロット(Gemini 4/1962)、ジェミニ7号パイロット(Gemini 7/1965)、ジェミニ9号バックアップ船長(Gemini 9)、ジェミニ12号船長(Gemini 12/Command pilot/1966)、アポロ8号司令船パイロット(Apollo 8/command module pilot/1968)、アポロ11号バックアップ船長(Apollo 11/1969)、アポロ13号船長(Apollo 13/Mission commander/1970)。その後も数々の公職・要職につく。

フレッド・ヘイズ (fred w. haise jr)

アポロ13号の月着陸船パイロット。1933年11月14日ミシシッピ州生まれ。オクラホマ大学出身。元々は民間人(civilian)であったが、アメリカ海兵隊及びアメリカ空軍の飛行士を務めた後、アポロ8号バックアップ司令船パイロット(Apollo 8/1968)、アポロ11号バックアップ司令船パイロット(Apollo 11/1969)、アポロ13号月着陸船パイロット(Apollo 13/1970)、アポロ16号バックアップ船長(Apollo 16/1972)、など。

ジャック・スワイガート (Jack Swigert)、ジョン・スワイガート (John L. Swigert Jr)

アポロ13号の司令船パイロット。1931年8月30日、デンバー生まれ。生涯独身。元々は民間人(civilian)である。コロラド大学等の出身(複数の大学で学ぶ)。スペースフライトの経歴は、アポロ13号の司令船パイロット(のみ?)である。しかも彼はバックアップ要員であった。病気の Thomas ken Mattingly(後のアポロ16号司令船パイロット)に代わり打ち上げ72時間前に急遽クルーとなったのだ。謎の人物と評する者もいる。その後の彼もまた謎めいている。米下院議員に選出された直後にガンで死去してしまうのだ。1982年12月のことであった。

アラン・シェパード (Alan B. Shepard Jr)

アポロ14号の船長。1923年11月18日、ニューハンプシャー州生まれ。U.S. Naval Academy出身。宇宙空間に出た最初のアメリカ人。マーキュリー Redstone 3(Freedom 7)パイロット、マーキュリー Atlas 9 のバックアップパイロット、アポロ14号船長(Apollo 14) 、など。

スチュアート・ルーサ (Stuart A. Roosa)

アポロ14号の司令船パイロット。1933年8月15日、コロラド州生まれ。コロラド大学出身。アポロ14号司令船パイロット(Apollo 14/1971) 、アポロ16&17号バックアップ司令船パイロット(Apollo 16/Apollo 17) 、など。

エドガー・ミッチェル (Edgar D. Mitchell)

アポロ14号の月着陸船パイロット。1930年9月17日、テキサス州生まれ。アポロ10号バックアップ月着陸船パイロット(Apollo 10/1969) 、アポロ14号月着陸船パイロット(Apollo 14/1971) 、アポロ16号バックアップ月着陸船パイロット(Apollo 16/1972) 、など。

アポロ計画の「アポロ」という名称の由来

「アポロ」という名称はギリシャ・ローマ神話の神の名に由来する。その根拠は NASA の公開文書である。Namesake という項目に、アポロ計画のアポロは Greek god of prophecy の Apollo (Apollon) に由来する旨が述べられているのだ。ちなみにアポロ(アポロン)は、sunlight、poetry、music、、、つまり 光明(太陽)の神、予言の神、音楽の神、医術・医薬の神などとして知られているギリシャ・ローマ神話に登場する神であり、最高神ゼウス(Zeus/ギリシャ神話)とレトの間に生まれた子である。なお、アポロン(Apollon)をラテン語表記にするとアポロ(Apollo)となる。

参考までに、アポロ計画の推進者はギリシャ・ローマ神話(ローマ神話は ギリシャ神話を下敷きにしている)がお好きなようだ。アポロ宇宙船を打ち上げたロケットはサターン・ロケット(I型、IB型、V型)というが、このサターン(Saturn)という名称も、ローマ神話の農耕の神サトゥルヌス(Saturnus)からとっている。サトゥルヌスはギリシャ神話にいう最高神ゼウス(Zeus)の、その父にあたるクロノス(Kronos)のことである。

なお、アポロ計画という名称の名付け親や名づけた時期には諸説あって、筆者の能力では断定不可能である。 NASA の関係者(広報担当部門など)やケネディ大統領およびそのブレーンという解釈が素直かもしれないが、全く違うのかもしれない。ただ、アポロ計画が、サターン計画というものを下敷きにしているという事実を突き詰めるとそこに答えがあるようにも思える。 NASA が設立されたのは1958年10月で、その同時期に「サターン計画」という大型ロケット開発プロジェクト(マーシャル宇宙飛行センターが舞台)も開始されたのだが、アポロ計画は、このサターン計画を土台にして1960年に構想が練られ、翌年1961年5月のケネディ大統領の演説でスタートを切っている。この事実の中に大きなヒントが隠れているのかもしれない。

アポロはジュピターの子である。子は親をたずねて旅をする。

アポロ(アポロン)はギリシャ・ローマ神話に登場する神で、ギリシャ神話の最高神ゼウス(Zeus)とレトの間に生まれた子である。実は、このギリシャ神話にいうゼウスはローマ神話に登場するユピテル(Jupiter)のことなのだが、さらにこのユピテルを「普通に」読むとローマ神話のジュピター(Jupiter)であることも分かる。つまり、ギリシャ・ローマの両神話に登場する天空神・最高至上の神は、ゼウス(Zeus/ギリシャ神話)=ユピテル(Jupiter/ローマ神話)=ジュピター(Jupiter/ローマ神話)となり、全てが同一人物(アポロの親にあたる)なのだ。 そしてジュピターが、わが太陽系の外惑星「木星」を指していることはご承知の通りである。

2001年宇宙の旅は月と外惑星(映画では木星=ジュピター、小説では土星=サターン)を舞台とした。2010年宇宙の旅は(木星=ジュピター)を舞台としてエウロパ(衛星)に生命を誕生させた。それは至高の存在が行った実験でもあった。

アポロ計画は月を探査して広範囲にわたる実験を行った。ボイジャー計画は外惑星(木星=ジュピター、土星=サターン)を探査した。

これ以降は筆者の勝手な予測となるが、将来の有人外惑星探査計画となる「20XX年アポロ計画(仮称)」は木星(=ジュピター)を目指すことになるだろう。なぜなら、「アポロはジュピターの子であり、子が親をたずねて旅をするは至極当然」だからである。これをただの神話と切り捨てるのは簡単だが、しかし、アポロ計画にたずさわったある人物(=NASAといっても良い)はギリシャ・ローマ神話が大好きだったようで、ロケットやモジュール等の名称にもそのことがよく現れているのだ。


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